床材「フロアタイル」と「クッションフロア」の魅力を再発見!特徴や実例を見ておさらいしよう!

2つの床材、フロアタイルとクッションフロア。特徴や使い方をおさらいしよう!

こんにちは設計担当の工藤です。
夏が本格的に始まり、商店街を歩いていると日傘をさしている方や水分補給をしっかりとっている方など熱中症対策をしている方々を多く見受けられます!
皆さん熱中症には注意してくださいね!

さて本日はフロアタイルとクッションフロアの特徴や使用場所、施工の仕方をお伝えしていきます!
床は空間の中で二番目に面積が大きい部分になりますので、空間に重要なポイントを与えます。

無垢フローリングや突き板の複合フローリングなど、天然素材の床はもちろん魅力的ですが、小まめなメンテナンスが必要、使える場所が限られる、何よりお値段がかかる、などご自身の好みやライフスタイルを十分に考えた上で、使うかどうか決める必要がありますね。
そこで、フロアタイルとクッションフロアの隠れた魅力もしっかりお伝えすることで、本当にピッタリな床材を選んでいただけるのでは。
ということで、まずは二つの床材の特徴からはじめます!

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まず!フロアタイルとは?!

本物同様!フロアタイルとクッションフロア、2つの床材の特徴をおさらいしよう!写真2

フロアタイルとは塩ビ素材でできたタイル床材のことです。
無垢フローリングや大理石などの天然素材とは異なり、本物に近い模造品になります。

しかし!!
メーカーからラインナップされているフロアタイルは、フローリング調、石目調など豊富なデザインがあり、模造品とは言え、まるで本物のような素材感です。

お客様も裸足になって肌触りを楽しんでいる姿も多々見受けられます。
見た目や触った感じも本物と変わりないのがフロアタイルの魅力です!!

続いて!クッションフロアとは?!

本物同様!フロアタイルとクッションフロア、2つの床材の特徴をおさらいしよう!写真3

クッション性に優れた大きなシート状の、こちらも塩ビ素材の床材です。

住宅用、土足用、店舗用の3つの種類に分かれております。
防音機能傷に強いなど機能性に優れた物も数多くあります。

こちらもフロアタイルと同様、種類が豊富でデザイン性があり、お客様が空間に合うものを見つけるのにとても悩まれています。

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フロアタイルとクッションフロアは共に「塩ビ系」床材だから丈夫で簡単!その特徴3つ

①塩ビ系床材のフロアタイルとクッションフロアは耐久性に優れている!

本物同様!フロアタイルとクッションフロア、2つの床材の特徴をおさらいしよう!写真4

天然素材の無垢フローリングは水に弱いのでキッチンや洗面スペースなどの水まわりには不向きですが、この2つの床材は場所を選ばないという利点があります。
そのため、住宅以外にも飲食店やショッピングモールなどでも使われています。
万が一、床を汚してしまった場合は、サッと拭くだけで簡単に拭き取れます!!

しかし気をつけていただきたいこともあります!

・目地の多いフロアタイルは水が浸入する可能性もあることをお忘れなく!!
・耐久性においては、クッションフロアは柔らかさがあるため、重い家具を置くとクッションが潰れ跡が残る場合があります。

この二点は必ず覚えておいてほしいです!

②塩ビ系床材はメンテナンス性にとても優れています!

本物同様!フロアタイルとクッションフロア、2つの床材の特徴をおさらいしよう!写真5

天然素材だとやはり劣化(経年変化)は早いです!
なので、劣化をさせないためにメンテナンスを行うことがあります。
例えば、天然の無垢フローリングだと普段は乾拭きで掃除を行いますが、1ヶ月~3ヶ月に一回水拭きをして、オスモウォッシュアンドケアーのようなメンテナンス製品を使用し、長持ちさせるためのものを塗ることもあります。
また半年~1年にかけてはワックスとクリーナーを使用して大掃除をすることもあります。
無垢の風合いを保つために念入りなお手入れが必要です!

しかしフロアタイルはピース形状なので、傷がついた場合などはその部分のみ交換することも可能です!
またクッションフロアは汚れたら濡れた雑巾で汚れをふき取ればOK!
油汚れなどは中性洗剤を含ませた雑巾で汚れを落とし、濡れた雑巾で洗剤をふき取ります。

③塩ビ系床材は施工が簡単にできる!

本物同様!フロアタイルとクッションフロア、2つの床材の特徴をおさらいしよう!写真6

まず、フロアタイルはフローリングの上から貼ることができるので、リフォームには最適です。
上張りしても見切り材などで段差を解消できます。
クッションフロアは薄く柔らかいシート状の床材なので、扱いやすく、カッターやハサミで簡単にカットできます。

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塩ビ系床材施工の流れ

①中心点を割り出しする
②工事の際は床の形状に合わせてカットして施工します。
ピースの形は様々で、正方形のものや、フローリング調のものは板のように長細い形状になっています。
フロアタイルはカッターでカットできる素材なので扱いは楽ですが、フローリング調に貼るためには、目地になる部分が段違いになるように、端にくるピースの長さを調節しながら貼らなければなりません。

③樹脂系のボンドを塗る
中心線よりどちらか片側にボンドを塗り、貼っていきます。

もう片側も同様に行っていきます。

このように簡単な施工方法で出来上がっていきます。

塩ビ系の床材はとても扱いやすいですね!
いつか私もリノベーションを行うときは使用したいです!!

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キッチン、リビング、サニタリー等でフロアタイルを使用した事例

では紹介していきます!!!!

①キッチン×フロアタイル【石目調】

本物同様!フロアタイルとクッションフロア、2つの床材の特徴をおさらいしよう!写真7

LDKの床は木のフローリングでキッチンのみ床が石目調になっています。
グレーの壁紙の色味とマッチしていて、空間にキッチンがとても映えていますね!
 

本物同様!フロアタイルとクッションフロア、2つの床材の特徴をおさらいしよう!写真9
本物同様!フロアタイルとクッションフロア、2つの床材の特徴をおさらいしよう!写真10

こんなキッチンで料理をしてみたい!!!!!

本物同様!フロアタイルとクッションフロア、2つの床材の特徴をおさらいしよう!写真11

同じ物件でキッチン以外にサニタリーとトイレにフロアタイルを使用しています。
壁やトイレ、洗面台が白いので、床がグレーで清潔感の中に、しっかり他の空間と統一感が出ています!

②LDK×フロアタイル【木目調】

 
本物同様!フロアタイルとクッションフロア、2つの床材の特徴をおさらいしよう!写真12

本物のフローリングみたいですね!
青い壁がアクセントとして入っていて、床の優しい色味が空間ととても調和しています!

本物同様!フロアタイルとクッションフロア、2つの床材の特徴をおさらいしよう!写真13

こんなに近くで見ても本物同様な床材です!!

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まとめ

今回はフロアタイルとクッションフロアについて説明させていただきました!
どうでしたでしょうか?
本物の床同様、見た目はまさに木のフローリングや石のタイルに見えませんか?
安価で使用しやすい2つの床材です!
少しでも皆さんの知識になったら幸いです!

リノベーションをする際や、床を貼り替え予定の際にぜひ使用してみてください!

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