今季1、最も注目!仕上げ材「モールテックスとモルタル」
皆さんこんにちは!広報担当の工藤です。
そんな私から今回「モールテックスとモルタル」についてお話していこうと思います。今年のリノベーション業界で流行した物といっては過言ではありません!
棚や壁、床、カウンター、キッチンなどに使用したり、使える箇所は豊富!なおかつ見栄えがとてもいいです。
そもそもモールテックスって?
ベルギーのBEAL社が開発した薄塗りの左官材のことを示しています。
2㎜程の厚さに塗るだけで、強度もあります。
また、柔軟性があるのでモールテックス自体は割れたりしません。もし割れたりすることがあるとすれば、それは下地自体が割れたり伸縮したということです。また、防水性、通気性にも優れているのも大きな特徴です。
じゃあモールテックスとモルタルの違いは?
正直なことを言いますと見た目はあまり変わりません。使用している材料は実はほぼ同じです。
そこでモールテックスと従来のモルタルとの違いはなんと言っても柔軟性、防水性、不燃性です。
同じセメント系材料に分類されますが、モールテックスは特殊な樹脂をセメントに混入しています。仕上がった表面はセメントの質感を持ちながらも曲げ・たわみに対して非常に強くなります。
また、モールテックスはわずか1-2mm程度の薄塗りであっても強度があり、そのため従来のモルタルにはありがちだった角の欠けや、表面の削れなどがしにくいです。
更に、薄塗りでも高い防水性があるので水回りを仕上げることも可能です。従来のモルタルには防水性はあまりなく、水がつくと下地に染みてきてしまう場合もあります。
使用できる場所は問われる?
居室の壁はもちろん、水回りも使用できます!!!
こんな優れものはなかなかないと思います!
しかも!使用したときの見え方もとてもシックでかっこいい仕上がりに。
例えばこの場所!▼▽
キッチン!!
実は水周りも大丈夫なのです!石灰系の塗膜で防水性能がバッチリ!
空間のテイストにもしっかり合わせることが可能です!!
キッチンだけが浮いてしまう現象はなくなるでしょう!!!
例えばアイランドキッチンにカウンターを付けたい場合にもカウンターごとモールテックスを使用して統一感を持たせることもできます。
またキッチンの作業台に使用したり、キッチンの収納スペースに使用したり!
使われ方は自由です。衝撃にも強いのでもし何かを落としてもその衝撃には耐えられる可能性があります!
キッチン周りにニッチを作り、モールテックスで仕上げると
重厚感があり空間内で非常に目立ちます!
全体をモールテックス仕上げにして棚板は木製のままを使用してアクセントとして見せてもいいと思います。
自社ではモールテックスとモルタルを実は使い分けています!
こちらの壁面・天井には実はモルタルを塗っています!
このようにリノベーションだから大胆にモルタルを使用できます。
インダストリアル空間に使用することでとても空間にアクセントを与えます。
また壁・天井をモルタル仕上げにすることで一気に空間に雰囲気が出ます!
心機一転するにはもってこい!の仕上げですね!
続いてこちらはキッチン周りの仕上げです!こちらはモールテックスです!
水回りなので水に強いモールテックスを使用しました。
レンジフード周りも統一感を持たせるために同じ仕上げへ!
空間のメインがキッチンになるようなとても重厚感あるデザインです。
キッチンの色味もシックな感じでモールテックスとの相性も抜群ですね!
またニッチを設けることもできます!カタチを問わず自由に使用もできます!
またまたこちらの写真に注目です!今回もモールテックスを使用して洗面台を仕上げました!
シンクの色味に仕上げの色味をあわせて、ラフな印象へ!
ナイスマッチ!!!!
なんとこんなところにも使用されていました!
棚の天板に使用しています!
花瓶を置いたり、写真を置いたり、ディスプレイとして活用してもいいでしょう!!!
最後に・・・
このように場所を問わず、使用できる強みがあります。水回りも充実して、浮かないようにしっかり統一感をもたせることができます。
どちらの仕上げも、「心機一転したくて!」という方へぜひぜひおすすめ致します!
普段ご自宅であまり目にしない素材を使用することも、リノベーションの楽しいポイントです!
最新の『モールテックス』を使用している施工事例を下記にまとめてみました!ぜひご参考に!
モールテックスやモルタル以外にも様々な素材が見られる無料事例集のダウンロードはこちら>>
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました!次は設計課の芦田です!お楽しみに!!!