こんにちは!広報担当の奥本です。
今回は前回の続きで、『テレワークが増えたからこそオフィス環境をリノベーションで考えてみませんか?』の【後編】をお届けします。
キュースタジオで施工したオフィス・店舗リノベーションの事例をご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてみてください!
【前編】のおさらい…
まずは前回のおさらいを。
「テレワークが主流になってきている世の中なのに、どうしてオフィスのリノベーション?!」と思っている方!必見です!
▽前回のマガジンはこちら▽
「テレワークが増えたからこそオフィス環境をリノベーションで考えてみませんか?【前編】」
コロナウイルス感染拡大防止対策として、テレワークを実施している企業が現在増えています。
テレワークの方が作業に集中できる、移動時間がないため時間を有効に活用できる、自由な服装で仕事ができるといったメリットがある一方、今まで主流でなかったからこそ課題も多くあります。
例えば、オンラインでのコミュニケーションのとりづらさや、それぞれの環境におけるネットワーク環境の問題、領収書・請求書・稟議書などの処理ができないなど、対面しないとできないことがまだまだあるということです。
さらに、非対面によるコミュニケーション不足や、運動不足など心身的ストレスの問題も浮き彫りになってきました。
しかし、現在テレワークしている方を対象にとったアンケート(日経BizGate調べ)では、9割以上の方がテレワークを継続したいと答えています。
ですがそのうちのほとんどの方は、「オフィスも必要だ」と答えているのです!
参考:日経BizGate「『収束後もテレワーク中心に働きたい』4割 現状はストレスも」
テレワークを経験したからこそ、対面のコミュニケーションの大切さに改めて気付かされたのではないでしょうか?
ですから、アフターコロナの時代は「オフィスワーク×テレワーク」でそれぞれの良さを活かしたベストな働き方ができるようになるといいですね。
居心地の良いオフィスを作ることは、生産性を高めるだけでなく、社員の満足度も高められ、企業の印象までも大きく左右します。
今のオフィスをもっと良くしたい!と少しでも思われている方は、ぜひ“今”リノベーションを検討してみてください!
キュースタジオが居心地の良いオフィス作りをお手伝いさせていただきます!
オフィスリノベーションで大切なこと
では実際にオフィスをリノベーションする際、気を付けなければいけないこと・大切なことをお話ししていきます。
■目的を明確にする
リノベーションすることでどのような効果を期待するのか考え、現状の問題をまず明確にしましょう!
開放的な空間にしてコミュニケーションをとりやすく、収納を増やして整理整頓しやすい空間に、企業のイメージに合ったデザインに、動線を考えたレイアウトで無駄な動きを減らす…などなど。ほんの一例ですが、みなさんのオフィスはどうでしょうか?
私は、立ちながら仕事ができるスタンディングデスクや、いろいろなところに居場所があるような自由空間があったらいいな~なんて憧れています(笑)
他には食堂や、ソファー席も欲しいな~、窓は多い方がいいな~などなど想像は膨らむばかりです!
会議室一つとっても、ユニークなデザインが多くあるようです。
例えば、会議室に食べ物やお花、動物などユニークな名前を付け、それに沿ったデザインにするとか。
そうすることで、会議室の場所がわかりやすくなる上に、フフッと思わず笑ってしまいそうで、なんだか愛着が湧いてきますね。
もっとこうしたい、なぜこうしたいのか?ということを考えてみてください!
■用途を考える
いつ、誰が、どこで、どのような用途で、どのように使うのか考える必要があります!
その上で、使用用途に適しているのか熟考して素材を決めていきましょう。
例えば、土足なのであれば、土足に強い床材の選定なのかなどです。
目的や問題が明確になったら、次は素材について考えてみましょう!
用途に適していて、かつ、イメージに合った素材、お好みの素材を取り入れ、自慢のオフィスへ!
上記のほかにも賃貸物件の場合原状回復を考慮することや、消防法や建築基準法についても確認する必要がありますから、お気軽にご相談くださいね。
オフィス・店舗リノベーション事例5選!
ここからはキュースタジオで施工したリノベーション事例をご紹介していきます!
まずはオフィスリノベーションです。
① 「港」のように人が行き来するオフィスデザイン
港区のオフィスリノベーション事例です。
デンマークに本社を持つ洋上風力発電プロジェクトを行う企業ということで、港区、洋上風力発電プロジェクト…そんな特徴を考えた末、「港」というキーワードをご提案させていただきました。
港のような賑やかさ、ワクワク感、爽快感、開放感を実現したリノベーションです。
当初のご提案より収納を減らし、開放感が増したことによって、より爽やかで明るいオフィスが誕生しました。
オフィス全体の採光を保ちつつ、空間をやわらかく仕切っているのは無垢のルーバーです。
ルーバーは光や風を調節する役割や、エアコンや室外機に使用することによってお部屋のデザイン性を保つこともできますから、様々な使用方法があります。
また、グリッド棚を造作することで収納スペースを確保し、同時に間仕切りとしての役割も実現しました。
▽併せてこちらのマガジンもチェックしてみてください▽
「オフィスだってリノベーション!港町のようなオフィスデザインの提案①プレゼンテーション編」
「オフィスだってデザインリノベ!港町のようなオフィスの提案②完成お披露目編」
② 多様な異文化が集う寛ぎの“カフェオフィス”リノベ
カフェのようなビジネスオフィス兼店舗の多目的リノベーションプランです。
外国人の方も多く訪れるオフィス兼店舗であることから、「自由で縛られないオフィス」をキーワードに、可動性のあるインテリアでコーディネートしました。
カフェテイストのテーブルは古木彫仕上げのパイン無垢材でヴィンテージ感を演出。
壁は主に白とベージュの珪藻土を用い、ネイビーの塗装が空間を引き締めるアクセントとなっています。
カフェ風の店舗エリアとオフィスエリアを仕切っているのは、スギ材羽目板とガラスです。
インテリアと調和した木のヴィンテージ感と、ガラスで開放感も保ちつつ、空間をゆるやかに仕切っています。
③ 居心地の良いオフィス空間でクリエイティブな発想を。
青山に事務所を持つ、デザインアトリエ様。
「自宅にいるような、居心地のいいオフィスを作って欲しい」というご依頼のもと、いわゆる「会社」のような雰囲気から脱却した、フリーアドレスなデスク環境と開放的なミーティングスペースを設けたリノベーションプランです。
本に囲まれた小さな縁側はデザインアトリエならではの空間であり、クリエイティブな発想が生まれそうです。
また、ミーティングスペースを囲う建具もすべて造作し、透明感のある造りとなりました。
縁側とデスク空間の床材を変えることで、空間の違いを表現しています。
続いて店舗のリノベーション事例をご紹介していきます。
④ sumika アンティーク家具×ナチュラル素材のアットホームなヘアサロン
2018年に新しくオープンした美容室「sumika」様。
“お子様も、お母様も、ご家族みんなで気軽に入れる居心地の良いサロン”というオーナー様のご希望のもと、幅広い年齢層の方々が入りやすいアットホームな空間を実現させました。
待合室を設けることにより、店舗に自然と入りやすい構造に。
壁も所々四角くくり抜くことで、内側と外側の視線を和らげる効果を持たせています。
完成してオーナー様が重宝されているのは、ライティングレールだそう。
照明だけでなく、植栽もかけることができ、温かみのある空間作りのポイントになっています。
⑤ NIRAME.CO “空と庭”のあるお洋服屋さん
東急東横線「祐天寺駅」商店街の一角にある、ショップのリノベーション事例です。
白塗装×白のスギ板の組み合わせが優しい印象を与え、オーナー様自らがデザインを手がけた空模様の入り口と、店内まで広がる芝生がカラフルで遊び心満点です。
カラフルでありながらも、商品を引き立たせる素材を使用し、思わず立ち寄ってみたくなるような空間となりました。
最後に
前編・後編をお届けしましたが、いかがでしたでしょうか?
テレワークの時代だからこそ、オフィスの在り方について改めて考えてみるのも、いい機会かもしれませんね。
キュースタジオではオフィスのみならず、店舗やショップ、ホテルのリノベーションまで幅広く手掛けています。
少しでもお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください!
最後までお読みいただきありがとうございました!