そうだ、あの人に住まいのコトバを聞こう。

対談インタビュー 『住まコト』 Vol.2 リノベ女子ーズ座談会

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Q7 自分の家を自由にリノベするとしたら、どんな空間にする?

渡邉:ここまで誰かに提案する家を中心にお話を聞いてきましたが、自分の家となると、どうだろう。

はたけ:いたって普通ですが、収納を工夫し、物の置場所を明確にして、良い意味で生活感のないリラックス空間にしたいです。

お菊:家族が集まってくつろげる広いリビングがあるのが理想です。各々自分の居場所もあって、あたたかみのあるアットホームな雰囲気の家に住みたいですね。自分の実家が現在改修中なのですが、リビングから直接子ども部屋へ繋がる間取りなんです。それが嫌という人もいるだろうけど、でもそこを通る度に自然と会話が生まれるので、私と家族との関係性は、もしかしたら家の形のおかげだったのかなと最近になって気づいたのもあって。

小川ちゃん:私の場合は少しずつ一生をかけて自分だけの家を造っていこうと思っています。なので家自体はシンプルに光や風、風景などの環境的ポテンシャルが高いものを選んで、そこに時間を掛けて床を張り替えたり、家具を集めたりして、自分だけの色を家に足していく予定です。

浜ちゃん:リノベーションだからこそできる、前にあったものを住み継ぐような住まい方がしたいですね。プランにしろマテリアルにしろ、それがそうである理由があって、歴史が蓄積されているはずだから、いいものは残したいというか。でも実際に自分でやったら迷って何も決めれないから、自分ではやりたくないですね(笑)。

渡邉:まさかやりたくないという意見が出るとは(笑)。

浜ちゃん:誰かに任せます。「かっこいい空間つくって」の一言で全てを読み取ってほしいかも。写真が趣味なので、暗室だけはリクエストすると思いますが(笑)。

 

Q8 まとめ。相談会へおいでませ。お客様へ一言!

渡邉:それでは、最後にこれを読んで下さった皆様に一言お願いします。

お菊:もっとこういう暮らしにしたいななど些細な事でもご相談下さい!

浜ちゃん:美容院に行くくらい気軽な気持ちで相談に来てください!漠然としていてよいので、一緒に住まいに対する夢を話して、形にしていくところまでお手伝いできるとうれしいです!

はたけ:女性同士だから話せる内容もあると思いますので、細かいイメージも汲み取って形にしていきたいですね。一緒に理想の住まいをつくりましょう。

小川ちゃん:リノベーション専用のミーティングルームがございますので、お子様も一緒に、是非お越しいただければと思います。お待ちしています!

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インタビュー/撮影:渡邉実・高崎亮太


巻末おまけ!想定プランを書いてもらいました。

普段こんな風に考えています! 女子ーズの設計ラフプラン!

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リノベ女子ーズ座談会メンバー01菊地晴香の考えるプラン

「SOHO 働きながら住まう家」

女性の多様化する働き方の中で、ご自宅で働く方のSOHO住宅のあり方について検討してみました。自宅にオフィスという二面性を必要とするわけですから、これまでの家の使い方とはまったく違ってくると思うんです。暮らしと仕事を保ちながら、壁で分断してしまうことなく、ゆるやかに混じりあう空間を考えることで、自然にON/OFFが切り替えられるような住いが理想的なのではないでしょうか。
SOHO働きながら住まう家プラン

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リノベ女子ーズ座談会メンバー02浜田あゆ美の考えるプラン

「ウズマキ暮らし~収納から考える住まい~」

収納から考える、ひとりが住まう自由な暮らしの提案を考えました。部屋全体が階段のように幾層に別れ、それぞれのシーンを持たせています。積み重ねられた床が人やモノの居場所を生み、モノや行為によって空間の形がつくられていくイメージを大切にしました。収納と一体となった空間はプライベート性が高いものほど奥へと巻き込まれ、それぞれの居場所がゆるく繋がっていきます。
ウズマキ暮らし~収納から考える住まい~

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リノベ女子ーズ座談会メンバー03畠山朋子の考えるプラン

「思いっきり走り回れる家」

私は共働きの3人家族を想定して、アスレチックのような遊びごころ満載の空間プランを考えました。いわゆる『カギっ子』のお子様でも、友達が遊びに来たがるような仕掛けを用意し、いつでも楽しい雰囲気に溢れた住まいです。箇所によってちがう床材を使い、素足からいろいろな刺激がもらえ、そんな空間は大人にとっても素敵な空間だと思います。
畠山朋子の考える思いっきり走り回れる家プラン

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リノベ女子ーズ座談会メンバー04小川泉の考えるプラン

「ワーキングマザーのための“300ピッチグリッド”の家」

私と同じく、ワーキングマザーの方に向けてプランを考えました。人のパーソナルスペースを基に、二人の距離、家族の距離と、円を描きながら広がっていくイメージを取り入れた設計となっています。働く社会人、母、女性と、様々な顔を持つのが子育て世代。距離感を自然に使い分けられたら助かるなあと、自分の日常をヒントにしながら、きっと共感していただけるのではと思います。
ワーキングマザーのための家・300ピッチグリッドプラン

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